企業側から見た最近の新卒学生
皆さん、こんにちは。 いつも、よし太郎のブログを
ご購読いただき ありがとうございます。
本日は、【企業から見た最近の新卒学生】と題して、
お話をさせて頂きます。
【企業側から見た最近の新卒学生】
最近の学生の就活に対するマニュアル化は、大変巧妙なんです。
「学生時代のに力をいれたこと」という課題で出題すると、
たいていは、この取り組みを始めた思いからはじまり、
途中で壁にぶちあたり、このように苦労し、工夫して乗り切った、
そして目標を達成した。
しかし、まだ、課題が残っており、今その取り組みを継続して行っていると、
PDCAを回した素晴らしい文章になっている。
これを読んだ人事担当者は、話に引き込まれてしまう。
ほんとうにうまい文章である。
しかし、同じような話が何人も続けば、何かおかしいぞ、
と気が付かないほうがおかしい。
今年の学生は、新型コロナの影響をうけ、
従来にもまして就活の厳しさを実感している。
情報収集も大学キャリアセンター、OB、SNSそして今では、
就活塾までできている時代だ。
学生の就職活動は、いまや情報戦と化している。
さて、そのような情報戦の中、勝ち残る学生はどのような学生だろうか。
勝ち残れる学生を、選考のステップごとにお話をさせて頂こう
【会社への入り口までの話】
①企業側が学生を選ぶ際、優秀な大学の学生に対し
企業リクルーターをつけ、自社へ入社するよう活動する活動が一般的で、
この手法は、主に大学3年時にインターンシップなどで優秀と判断された学生
に対して行う。
②一般エントリーの学生に対しては、エントリーシート、適性検査の選考を受け、
合格者者が面接に進むのが、一般的な流れ。
但し、二流以下の大学生には、説明会への参加すら申し込みが難しいい状況、
なぜなら、申し込みのシステムを大学別に人数制限をしている企業が多い為である。
だから、企業を受験の際は、先輩がその受験する企業に内定が出ているかを確認
する必要がある
。いわゆる門前払いといもである。
③次にご紹介採用というものが存在する。
このご紹介採用の動きは、企業ごとに違う。
ご紹介を重視する企業もあれば、一般受験者と同等に扱う企業もある。
しかし、ご紹介で言えるのは、その紹介いただいた人の立場・関係性の深さが
重要である。
例えば、一族の企業からの紹介であれば、部長ごときで結論を出すことが
できないため、最終決裁者である、人事担当役員まで持ち上げる、
人事担当役員も決断ができない場合、社長・副社長と相談したうえで、
採用の合格がでされる。
では、その会社で働く親・知人・友人の紹介ではどうだろうか。
基本、エントリーシートは通過させ、一時面接まで選考ステップに
あげるまで補償をし、あとは実力次第といったところである。
いずれにしろ、縁故があればエントリーシートは通過できるわけだから、
使わない手はない。
【面接までこぎつけられてからのお話】
①ここで一番面接での重要なポイントをお話をさせて頂こう。
皆さんは、会社の門をくぐると、若手の女性社員に連絡をし、
出迎えられ、旅費やら、本日の選考内容について話を聞かれることになる。
ここで一番大切なことは、この受け入れをしてくれた若手人事社員が皆さんの
次へのステップに進むことができるかのカギの7割を握っている。
なぜなら面接の前に、面接官に、受け答えの第一印象を伝えるからである。
私もいつも伝えられているが、この伝えられた内容で、
心理的なイメージができ、挽回できなくなる学生がほとんどである。注意したい。
②「面接は、面接開始5分が勝負」である。
なぜなら、面接官は何人もの学生と面接を行っており、どうしても前の学生の
印象が残ってしまう。
もし、5分以内に面接官に前の学生よりいいものを持っている好印象を与えないと、
あとの30分は面接官にとって、どうでもいい時間、流す時間になってしまう。
最後にいい話をしても、挽回は難しくなる。
③面接にのぞむにあたり、必ず企業研究や業界研究を行ってから望んで欲しい。
なぜなら面接官は必ず、志望理由ややりたい仕事を確認します。
その時、この学生は、企業にどのくらい興味があるのか、
内定を出したら来てくれるだろうかが気になります。
しっかりした企業研究をすることにより、回答がその会社の向かう方向と
合致した内容となるからです。
ここで、企業研究が浅いと当社にはあまり興味がないかな、と思われてしまいます。
④企業は、事前に企業風土、情勢、企業環境や活躍している社員の
コンピタンシーを抽出して、求める人材像を明確にしています。
その求める人材はそれぞれの会社により異なりますので、
企業訪問の際は確認しておくことが必要です。
企業によっては、創造性・思考力を重視する企業もあれば、
体育会系の大好きな企業もあります。