就活秘書よし太郎ブログ

人事歴30年のプロ 新卒・キャリア就活 あなたの希望会社へ入社させます

コロナ時代、あなたはどのように変化しますか

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今まで、私たち会社員は、毎日電車に揺られ

通勤をし、朝礼を行い、皆で顔お合わせミーティング

を行うことがあたり前だった。

 

人と顔を合わせ、仕事をすることがあたりまえで

このスタンスが一生続くと思っていた。

 

 

しかし、新型コロナで世の中の流れは一変した。

 

 

 

朝起きたら、パソコンの電源を入れ、

WEB上でチームのメンバーに挨拶、そして打ち合わせ

 

そして営業活動もオンライン上での提案・折衝。

 

 

人と顔を合わせないことがあたりまえになった。

 

 

しかし、1年がたち、子の働き方に良い面や課題が

見えてきた。

 

 

良い点を挙げれば、通勤や訪問・出張から解放され

自由に使える時間が大幅に増えた。

 

それに自宅で食事がとれるため、家族と顔を合わせる

時間も増えた。

 

しかし、時間はたくさん増えているにも関わらず

仕事に対しての達成感、やりがいがあまり感じられない。

 

今までのように楽しくない。

 

 

やはり、直接人と会って、対面で行うことで、

顔の表情がよくわかり、気持ちも通じやすい

 

そして何より私たちの世代は、面識で顔をうって、

人間関係で、難しい仕事も無理にお願いしてきたからかも

しれない。

 

このように働き方が大きく変化していく中

毎日のように、企業倒産・廃業そしてリストラの声が

大きくなっている。

 

 

そして、今までは国から雇用調整金をもらい

何とか生き延びてきた企業もこの秋には、手を挙げる

企業も少なくないであろう。

 

そして、何とか黒字をキープした企業でさえ

働き方改革や事業再編・統合等で余剰人員が640万人

とも言われている

 

例を挙げてお話すると

ソニーは、日本企業で長年続いた「大卒一括採用」

「終身雇用」からいち早く抜け出し、

 

2015年にはコース別採用を取り入れ、社内の人事制度を

全面的に改定、社内の管理者比率を4割から2割に半減し

 

給与の年功序列制度を完全に廃止し、ジョブグレード制度を導入。

 

 

そして、2019年に新入社員にもジョブグレード制度を位置づけ

スキルにより、新卒でも処遇に格差がでる仕組みへと変えている。

 

 

そして、現在では、高度な能力を持つ人材を新卒でも

1000万円以上の給与で採用をしています。

 

 

その結果、ソニーは、2021年3月期 19.7%営業利益増と

半導体を除く、全ての事業で増収・増益を達成している。

 

 

このような前例からも、大手企業の人事制度は、この新型コロナ

の影響で、従来の終身雇用の崩壊、

 

そして、より専門性を重視した人事制度へ加速していくこと

考えられ、専門性の低い人や得意分野がない一般人は、

淘汰されていくでしょう。

 

 

いずれにしろ、どのようにこれからの人生生き延びていくか

特に40歳以上の管理職は、大変な時代が目の前まで来ていると

思う。

 

さあ、あなたはどのように生きていきますか。

 

 

  就活秘書 よし太郎