就活秘書よし太郎ブログ

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人事の裏側 その1(昇格編)

 

皆さん、こんにちは。

いつも、よし太郎のブログを

ご購読いただき ありがとうございます。 

本日は、「人事の裏側と昇格するための方法」と題して

お話をさせて頂きます。

 

 

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人事昇格の裏側

 

昇格できるのは、その規模の会社にもよりますが

15000人規模の会社なら、部長への昇格が全体で20名程度

次長級で40名、課長級で150名程度、係長級で250名程度

だと考えます。

 

しかし、残念ながら最近の企業は、

新型コロナの影響で、企業間の統合や事業の縮小など

会社のポストが減少傾向にあり、昇格数を減らしている企業が

7割ほどになっています。

 

 

では、昇格するための方法をお話させて頂きますと、

 

1.今の部門の仕事で結果を出す。

2.社内横断プロジェクトに参加し、リーダーとして踏ん張る。

3.即戦力となる専門性を身に着け、周りから頼りにされる

 

加えて、後からお伝えする裏手法の4つです。

 

最後に紹介する裏手法は、裏技的なお話というか

役員になった方の大半がこの手法を使っているのではないでしょうか。

 

この内容は、ここで紹介するか否か迷ったのですが、

人によっては反対意見もあると思いますが、思い切って紹介をさせて

頂きます。

 是非、最後までお読みください。

 

 

人事昇格の裏側

 

まずは、どうやって昇格者が決まるのかについて

お伝えします。

 

通常、大手の会社では、第一選抜、第二選抜 それ以外と

昇格のスピードに差があり、層別されます。

 

人事昇格の1割の人が1次選抜 2割が2次選抜、7割がそれ以外

に属します。

 

一次選抜は、既に入社する時点で将来の役員候補として育成され

その他の9割の人は、仕事を進めていくうえで、

仕事の実力、従業員の年次、年齢、マネージメント力、部下からの信頼度から

評価され、昇格対象者として部門から推薦され、昇格試験に合格すれば

資格が上がる形になります。

 

一次選抜の人は、既に人事部がリストを作成しており、

幹部候補生として、手厚く出世街道を走り続けるのです。

 

 このような1割の人たちは、若いころから、将来会社のメシの種になる

大切なプロジェクトを任され、リーダーとしての

活躍の場を与えられるのです。

 

では、この1割に入る為には、既に出身大学、派閥といった枠組み

の中で、新卒でその会社に入る時から、ある程度の確約がされているのです。

 

次に2次選抜の2割に入るための方法をお教えします。

まずは、成功法から

 

まずは、今の業務で成果をだすこと、結果を残すことです。

今の仕事で成果が出せなければ、昇格なんて、夢のまた夢になってしまいます。

 

こう聞くと、現実を目の当たりに押し付けられた気持ちになるかも

しれませんが、まずは、ここをクリアすることが一番の昇格する早道です。

 

成果をだすということは、よいい意味で周りに目立つこと。

周りの先輩がどのように仕事をしているのか、

まねたり、工夫して仕事に取り組んでみてください。

 

自分をアピールすることが苦手でも、見ている人は

見ています。

 

地道でも着実に成果を残すことに努力してください。

 

 

次に大切なことは、部内や社外のプロジェクトへの参加です。

 

なぜプロジェクトの参加をお勧めするかと言うと、

人事の発言権を持った部長級の人材も参加しているので、

自分を売り込む絶好のチャンスなのです。

 

このような活動に参加することで視野も広がるでしょうし

多くの社内外の人脈も作ることができます。

 

 

3つ目は、それぞれの部門で、その分野なら誰にも負けな専門性

を身につけることです。

 

例えば、人事部門なら、労働法に関する専門知識を身につけ、

労働組合との折衝では、先頭に立ち旗振り役を行うとか

 

人事企画なら、最近の他社の人事制度を調査・分析して

最近のトレンドを把握しつつ、

今後、どのような人事制度へ変化させていくかなど。

 

他社の事例を勉強して、視野の広さをアピールし、

制度を導入してみて下さい。

自分で考えることは難しいですが、他社の良い所を取って

真似をすれば簡単に新人事制度なんて出来てしまいます。

 

 

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では、最後に、第4として裏手法をお教えします。

それは、その会社の一族や役員クラスに気に入ってもらうことです。

 

ある程度の役職が付くようになると、上司について

そのクラスへ、自分の企画した提案をしにいくこととなります。

 

そうなれば、しめたもので、そこで名前を売り、相手に覚えて

もらえばしめたものです。

 

そして、少しずつ距離を短くしていけばいいのです。

 

そして、信頼されるようになると、相手から直接、様々なことを

頼まれるようになります。

 

そうなんです、一族や役員のカバン持ちに指名されることが、

実は、出世が一番早いのです。

 

皆さんの周りを見てみて下さい。

秘書室の会社トップのカバン持ちだった人、どうなっていますか。

 

人事役員のカバン持ち、仕事はそれなりだけど、いいポジションに

いるのではないでしょうか。

このことが昇格の裏技となります。

 

 

しかし、この考えを大きく変えなければなりません。

なぜなら、コロナの影響で、働き方が大きく変わってしまったからです。

 

理由としては、

企業側は、終身雇用制から能力主義とか、役割成果主義とかに変わりつつあり

欧米系の雇用制度になりつつあるからです。

きっとここ数年で、終身雇用から1年更新の契約社会が当たり前の人事制度に

変わる企業が多数増えることでしょう。

 

 

あの、トヨタ自動車の豊田社長ですら、今後、全員を雇用することは難しい

時代が来ると言っています。

 

そこで、皆さんが考えなくてはいけないことは

いつでも会社をやめられるように事前に準備しておくこと。

 

私自身も、社会人5年目のころから、複数の転職サービスに登録

をして、自分の選択肢を増やしてきました。

 

おかげで、働いている会社に頼りきることなく

いつでもやめれる覚悟で日々の仕事に取り組んできました。

 

 今の時代、一つの会社に誇示することはナンセンス。

いつでも転職できるように準備をしておくことは

あたりまえの時代になってきました。

 

 

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