就活秘書よし太郎ブログ

人事歴30年のプロ 新卒・キャリア就活 あなたの希望会社へ入社させます

企業側から見た就活生の実態(新卒面接シーズン)

 皆さん、こんにちは。 いつも、よし太郎のブログ

をご購読いただき ありがとうございます。

 

本日は、【企業側から就活活動で見えてきたこと】と題して、

をさせて頂きます。

 

 最近の学生の就活に対するマニュアル化は、大変巧妙なんです。

「学生時代のに力をいれたこと」という課題で出題すると、

たいていは、この取り組みを始めた思いからはじまり、

途中で壁にぶちあたり、このように苦労し、工夫して乗り切った、

そして目標を達成した。しかし、まだ、課題が残っており、

今その取り組みを継続して行っていると、

PDCAを回した素晴らしい文章になっている。

これを読んだ人事担当者は、話に引き込まれてしまう。

ほんとうにうまい文章である。

 

しかし、同じような話が何人も続けば、何かおかしいぞ、

気が付かないほうがおかしい。

 

今年の学生は、新型コロナの影響をうけ、

従来にもまして就活の厳しさを実感している。

 

情報収集も大学キャリアセンター、OB、SNSそして今では、就活塾

までできている時代だ。学生の就職活動は、いまや情報戦と化している。

さて、そのような情報戦の中、勝ち残る学生はどのような学生だろうか。

勝ち残れる学生を、選考のステップごとにお話をさせて頂こう

 

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【会社への入り口までの話】

 ①企業側が学生を選ぶ際、優秀な大学の学生に対し

企業リクルーターをつけ、自社へ入社するよう活動する活動が一般的で、

この手法は、主に大学3年時にインターンシップなどで優秀と判断された学生

に対して行う。

 ②一般エントリーの学生に対しては、エントリーシート

適性検査の選考を受け、合格者者が面接に進むのが、一般的な流れ。

但し、二流以下の大学生には、説明会への参加すら申し込みが難しいい状況、

なぜなら、申し込みのシステムを大学別に

人数制限をしている企業が多い為である。

だから、企業を受験の際は、先輩がその受験する企業に内定が出ているかを確認

する必要がある。いわゆる門前払いといもである。

 

③次にご紹介採用というものが存在する。

このご紹介採用の動きは、企業ごとに違う。

ご紹介を重視する企業もあれば、一般受験者と同等に扱う企業もある。

しかし、ご紹介で言えるのは、その紹介いただいた人の立場・関係性の深さが

重要である。

例えば、一族の企業からの紹介であれば、

部長ごときで結論を出すことができないため、最終決裁者である、

人事担当役員まで持ち上げる、人事担当役員も決断ができない場合、

社長・副社長と相談したうえで、採用の合格がでされる。

 

では、その会社で働く親・知人・友人の紹介ではどうだろうか。

基本、エントリーシートは通過させ、

一時面接まで選考ステップにあげるまで補償をし、

あとは実力次第といったところである。

いずれにしろ、縁故があればエントリーシートは通過できるわけだから、

使わない手はない。

 

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【面接までこぎつけられてからのお話】

①ここで一番面接での重要なポイントをお話をさせて頂こう。

皆さんは、会社の門をくぐると、若手の女性社員に連絡をし、

出迎えられ、旅費やら、本日の選考内容について話を聞かれることになる。

ここで一番大切なことは、この受け入れをしてくれた若手人事社員

皆さんの次へのステップに進むことができるかのカギの7割を握っている。

なぜなら面接の前に、面接官に、受け答えの第一印象を伝えるからである。

 

私もいつも伝えられているが、この伝えられた内容で、

心理的なイメージができ、挽回できなくなる学生がほとんどである。

注意したい。

 

「面接は、面接開始5分が勝負」である。

なぜなら、面接官は何人もの学生と面接を行っており、

どうしても前の学生の印象が残ってしまう。

もし、5分以内に面接官に前の学生よりいいものを持っている

好印象を与えないと、あとの30分は面接官にとって、

どうでもいい時間、流す時間になってしまう。最後にいい話をしても、

挽回は難しくなる。

③面接にのぞむにあたり、

必ず企業研究や業界研究を行ってから望んで欲しい。

なぜなら面接官は必ず、志望理由ややりたい仕事を確認します。

その時、この学生は、企業にどのくらい興味があるのか

内定を出したら来てくれるだろうかが気になります。

しっかりした企業研究をすることにより、

回答がその会社の向かう方向と合致した内容となるからです。

ここで、企業研究が浅いと当社にはあまり興味がないかな、

と思われてしまいます。

④企業は、事前に企業風土、情勢、企業環境や活躍している社員の

コンピタンシーを抽出して、求める人材像を明確にしています。

その求める人材はそれぞれの会社により異なりますので、

企業訪問の際は確認しておくことが必要です。

 

企業によっては、創造性・思考力を重視する企業もあれば、

体育会系の大好きな企業もあります。

 

【求める人材像 参考例】

・新しいことに常に興味を持ち、チャレンジ意識が高い

・グローバルな視点があり、世界的視野で物事が見れる

・チームワークよく、リーダーとしての資質をもっている

 

 

 いづれにせよ、22卒学生にとっつては、就活は一つの試練と言えるであろう。

 

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